緊急消防援助隊 活動報告をお聞きしました
2024.1.31
緊急消防援助隊 活動報告をお聞きしました
海津市消防本部に伺い、能登半島地震において緊急消防援助隊岐阜県大隊として派遣された隊員の皆さんから、活動報告をお聞きしました🚒
一次隊〜三次隊まで、各隊4名ずつ、合計12名が派遣されました🫡
◎一次隊は、被害全容の把握が難しく🫣、待機時間が多かったことや道路や橋の崩壊や倒木等で目的地までたどり着くまでに時間を要し、被害状況の確認とルート確保が活動となった。
◎二次隊は、一次隊がルートを確保👍できたため、輪島市の宿営地⛺️までは概ね予定通り。
就寝中に震度5強の余震に遭うも全隊被害なし。
輪島市名舟町で、新潟県大隊とともに土砂崩れに巻き込まれた住民を手掘りにて捜索し、要救助者3名のうち2名を発見🙌するなど、捜索活動を行った。
◎三次隊も、輪島市の宿営地⛺️までは概ね予定通りだったが、テント就寝中に降り続いた雪🌨️により、テントが崩壊😱するもケガ人なし。
活動は、自衛隊ヘリ搬送🚁の補助予定であったが、降雪のためヘリが飛ばず、宿営地待機となった。
その後も雪が降り続き天気は回復せず、雪かきなど宿営地での活動となった。
◯一次隊🚒
海津市消防本部出発:1月1日19時32分
海津市消防本部到着:1月5日3時50分
◯二次隊🚒
出発:1月4日5時30分
到着:1月8日0時30分
◯三次隊🚒
出発:1月7日5時00分
到着:1月10日21時05分
資機材・車両異常なし🫡
◎活動での気づき🤔、今後の対策に必要なこと✋
・独特な地形(半島、南側からしか進入できず)のため、必要な支援が行き届きにくい。海津市も河川や山に囲まれており、橋の崩落等で孤立の可能性があり、対策の必要性を感じた。
・防寒防水のレスキュースーツ(写真参照)を着用していたのは、岐阜県大隊では海津市消防のみ。他はカッパがほとんど。このスーツは防寒防水速乾性に優れ、かつ特殊な繊維が編み込まれており、鋭利な物でも穴が空きにくく防災服より機動性に優れており、捜索活動には有効であった。今後も配備を進めたい。
・活動中、ずっと断水❎で、手が洗えないのは不便と同時に苦痛😣を感じた。飲料水確保はもちろん大切だが生活用水の確保も必須。海津市内の井戸や湧水の場所などの把握も必要だと感じた。
・支援物資🚚は必ずしも十分な量が届くとは限らない。普段からの備蓄においては、市民の協力が不可欠🤝のため、その必要性や備蓄するべき物品について、また、備蓄食を食べることや簡易トイレを使用してみることなど、実際に体験をしておくことの重要性も伝えていきたい。
・海津市においては、南海トラフ地震に備える必要がある🤔。今回の能登半島地震でも、様々な要因で人口が多い地域から支援が開始される傾向にある。仮にこの地域でも同様と考えると、周辺には名古屋市や岐阜市、大垣市、四日市市など人口が多い都市が多いため、そういった場合も想定した対策も必要だと感じた。
・今回の派遣により、人員配置の関係で一時的とはいえ、平田分署🚑🚒を閉鎖して対応した。普段の業務はもちろん、援助隊への派遣や実際の災害時の活動も考え、市民の生命・身体・財産を守るため、消防本部の人員を増員する方向で進めていきたい。
報告をお聞きして大変勉強🫡になりました。
そして、隊員の皆さんも言ってみえましたが、今回の派遣で経験したこと、感じたことを今後の防災に活かしていくことが重要となります。
僕も、市民の皆さんに伝えることから始め、必要な対策を講じるため担当課と検討しながら、全庁で備えていけるようにしたいと思います🫡。
派遣された隊員の皆さん、また派遣中に通常業務に従事されていた皆さんも、お疲れ様でした🙏。
ありがとうございました🙌
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