LGBTについて学びました

2022.12.20
日高 庸晴先生の講演を聞きました

☆令和4年度 海津市男女共同参画セミナー
☆演題
「性的マイノリティーの人権課題と最近の動向について」
☆講師
宝塚大学 看護学部 教授
日高 庸晴先生

・調査によるとLGBTの割合は、5.85%(約17人に1人)とのこと。
・6色のレインボーフラッグは、LGBTプライドの象徴。
・同性婚を認めていないのは、G7では日本のみ。
・同性パートナーシップ制度を導入している自治体は、224自治体(2022/7月現在)だが、法的保障はないのだから、逆に言うと、もっと導入されてもいいのではないか。

学校教育現場における実例を挙げながら、何が問題で、どう対応するべきか?、分かりやすく説明をしていただきました。

★特に、授業などでLGBTを取り上げた場合、例えば、LGBTの芸能人をイジッて笑う等の不規則発言は、絶対に放置してはいけない。
これを放置することは、もはやそのクラスにLGBTの生徒の居場所は無いことを意味するのです。

★ジェンダーレス制服と言えば、女子生徒がスカートではなくスラックスを着用するのが思い浮かぶが、男子生徒がスカートを着用することも選択肢としては考えるべき。
ただ、社会的には、まだまだハードルは高く、実際に着用するのは難しい状況である。

★LGBTの児童生徒は、いじめ被害や不登校経験者の割合が、LGBTではない児童生徒より高い。

これは、講演内容の一部ですが、ハッと気づかされる事ばかりでした。

もっとLGBTへの理解を深め課題を認識し、社会全体で認めていく大切さを改めて考える機会となりました。

海津市では、同性パートナーシップ制度の来年度導入を目指し検討を重ねています。

ただ制度を導入するだけでなく、それぞれの立場で何をするべきなのか?、しっかりと考え取り組んでいきたいと思います。

↓日高 庸晴先生 You Tube↓
https://youtu.be/3RmkvnFnXJk

↓日高 庸晴先生 ホームページ↓
https://www.health-issue.jp/

↓子どもの人生を変える先生の言葉があります 2021↓
https://www.health-issue.jp/teachers_survey_2019.pdf

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二ノ宮かずき (前海津市議会議員)

二ノ宮かずき(前海津市議会議員)です。 みんなが笑顔になれる海津市へ! 人と人のつながりを大切にしながら 安心と楽しさを感じられるまちづくりを目指します。 今後の海津市について一緒に考えていきましょう。

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