海津市議会会議規則の一部改正
2021.6.14
海津市議会会議規則の一部改正
今定例会初日に全会一致で可決された海津市議会会議規則の一部改正の報告です。
①本会議や委員会への欠席事由について
「事故のため」となっていたのを「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」とした。
理由:女性をはじめ多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備の一環として、議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため。
②出産のため出席できないときの日数について
「日数を定めて」となっていたのを「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」とした。
理由:医学的な知見を踏まえ、母体の健康維持・回復に必要な期間として設けたもので、本人の意思によりこの期間未満の範囲を定めて欠席することも可能とするため。
③請願に係る署名押印について
「請願者が押印」となっていたのを「請願者が署名又は記名押印」とした。
理由:行政手続き等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえた。
今回の改正は、全国市議会議長会の通知を受けてのものですが、早急な対応がとれたのは大変良かったと思います。
難しい文言が並んでいるように感じますが、①・②については、理由にも書いた通り、昨今の社会情勢を考えると当然認められるべきであり、議員だからといって個々の生活・健康をすべて犠牲にするべきではないと考えます。
やるべきことをしっかりとやれば、市民の皆さんは必ず見ていてくれていますし、認めてくれると思っています。
今後も、多様な人材が市民の皆さんのために働ける議会環境の整備を進めていきたいと思います。
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